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  3. 地方の地域と比較して東京の給与はナゼ高い?

地方の地域と比較して東京の給与はナゼ高い?

相場が高い分、当然給与も比較して上がる

東京都は全国各地に比べると、保育士の給与が非常に高い傾向にあり、年収換算をすると、全国一位の給与として知られています。
低賃金が嘆かれる保育士にも関わらず、何故そのような事態が起きているのかというと、一番の理由は、東京の物価の高さにあります。

東京は地方に比べて、大抵の物が高い値段設定をされているのが特徴です。
家賃の金額しかり、保育料や、ちょっとした洋服に至るまで、有りとあらゆる物価が高いため、経済がその分潤っています。
出て行く分が多い分、巡り巡って自分に入る分も多いということが、東京の保育士の給料を上げることに繋がっていると言えるでしょう。

保育士に限らずに、東京都内の求人は大抵の場合、地方よりも高めに設定をされています。
その分家賃相場なども高めで出て行くお金も多いですが、上手にやりくりをすれば、その分しっかりと貯蓄を出来る事も特徴です。

求人数=需要が多いため給与が高い

都会
東京都は地方に比べると、求人数が多い点も特徴と言えます。
求人数は全国ナンバーワン、有効求人倍率も0.82ですので、非常に働きやすい環境にあると言えるでしょう。

雇う側からすると、それだけ多数の求人から、一人でも多くの人材に選んでもらって、働いてもらいたいと考えている分、自然と給与の面で優遇をするという所が増えています。
保育士の場合は特に、優秀な人材を1人でも多く自身の保育施設に入れるために、金額を出来るだけ高めに設定している所が多いといえるでしょう。

こうした求人情報の多さ、給与の高さを魅力的に感じて、地方から進出をしてくる保育士も少なくありません。
最近では上京を考える保育士の支援を行っている企業も出てきています。
例えば保育サービスや学童クラブの運営を行っているパソナフォスターでは、金銭面が理由で東京で働けない人、地元の雇用内容に満足していない人向けに仕事の紹介や研修環境、食事付きの住まいなどを紹介してもらえるようです。

労働環境の様々な問題がある中でも、こういった保育士として頑張っていきたいという志を持つ人を支援する動きが、各企業や団体で更に増えると良いと考えています。

他のおすすめな地域は愛知県

給与面の高さ、求人数の多さに惹かれて、東京進出を図る方が多いですが、、愛知県も平均年収が高くおすすめです。
愛知県では、物価指数は全国で10位と低めにも関わらず、有効求人倍率の高さ、平均年収の高さが魅力的で、非常にリッチな暮らしをしやすい場所として知られています。

物価の高さと給与の高さの平均が取れており、非常に安定した暮らしを立てやすいのが、愛知県ならではの特徴です。
トータルバランスを考えて、愛知県で保育士を始めるというのも、1つの選択と言えるでしょう。